代表の佐藤です。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
2020 年初頭からはじまったコロナ禍が未だ継続しているとは言え、以前に比べると大きな脅威ではなくなってきた様子に若干の安堵をしつつ新年を迎えられたように感じます。もちろん油断はできないものの、良い方向に向かいつつあるのではないでしょうか。
この 3 年はそれまで想定していなかった舵取りをいくつかしましたが「予想できない事態に対して経営としてやっておくべき備え」をしていたつもりです。何か事が起きた際に従業員や顧客に大きな損失を与えないためには、会社自体が健全で余力を持つ必要があると思います。 そのため、社の事業としては比較的安定的、安全な路線を維持しつつ、経費の削減や資金調達に取り組んできました。おかげさまで素晴らしい顧客にも恵まれ、4 月の第 11 期末も無事に迎えられそうです。皆さんありがとうございます。
トレーニング事業については継続顧客の法人訓練がより高度になってきたこともあり(昨年はバックエンドのエンジニアとして既に実力のある方に対して、フロントエンドを扱えるような研修を数ヶ月間担当させていただきました)、ノウハウをコンテンツ等に落とし込むことでコストを減らしつつ安定した内容を提供できないかと考えています。動画コンテンツについて取り組んできた成果、書籍の執筆の成果などを活かしていく方針です。
今年から新しいメンバーも迎えることができ、これまでよりも一層高い成果を提供できるような体制で臨んでいきます。受託事業についてはこれまで通りの安定感で進めることができるでしょう。 昨年は複数の新規システム開発をメンバーが主体となって行ってくれたため、できる仕事に幅が広がってきました。顧客コミュニケーションのレベルからリードできるメンバーが増えるのは有り難く、それを盛り立てる新しいメンバーの獲得も積極的に行う予定です。
このような背景から、4 年以上前に行っていた活動は少しずつ(形は現在にフィットさせつつも)戻していくことが良さそうだと考えております。安定、安全を目指し過ぎますと長期的には衰退する路線ですので、少しずつ上向きに舵を取りに行く所存です。
まだまだ寒い日が続きますが、ご自愛くださいませ。